今回のお題は「ヒーロー」でございます。昭和の時代、我々の星「地球」ではたくさんのヒーローが活躍しておりました。いや、訂正致します。宇宙を舞台に彼らは活躍をしておりました。劇画、漫画、特撮、アニメなどが彼らの生誕地でございます。そして昭和のヒーローは何でもできました。おおよそ共通したイメージをまとめてみました。
1.強靭な体を持っている。もしくは、ずば抜けた防御力の服を身に付けている
2.地球上では考えられない特技や呪文を持っている
3.夢のような武器を持っている
4.ジェット機より早く空を飛べる
5.秘密の過去がある
6.とんでもなく頭が良い
7.正義感が強い
こんなところでしょうか。
また、大きなヒーローと小さなヒーローがおりました。大きなヒーローは主にロボットでございました。小さなヒーローは人間の姿をした宇宙人や人間が造ったサイボーグが多かったと思います。
「劇画」とは昭和初期の呼び方。劇画はその後「漫画」と呼ばれるようになりました。漫画を多数組み合わせて動くようにしたものが「アニメ」でございます。「特撮」とは人間が被り物などを身に付けて様々な特別撮影技術を駆使して放映される夢いっぱいの作品でございます。
さて、そろそろ昭和を代表するヒーローを振り返ってみたいと思います。昭和のヒーローを一同に集めたこの短編解説集は一生ものの知識でございます。つまり一度読めばこれであなたも昭和通。半兵ヱでお酒を飲みながら昭和のヒーロー達についてお友達に教えてあげてください。それでは大変長らくお待たせ致しました。昭和ヒーローのお話のはじまり、はじまり・・・。
「少年ジェット」
作者 武内つなよし先生
劇画 「ぼくら」連載
放映 昭和34年3月4日〜昭和35年9月28日 フジテレビ系

名探偵船越宏の助手、北村健は、少年ジェットと呼ばれる少年探偵でございました。愛車のスクーター「ラビット号」にまたがり、愛犬シェーンを従えて。怪盗ブラックデビルなどの悪人に戦いを挑み、次々と難事件を解決して行くのでございます。
主題歌のエンディングには「明るく、元気で、正しい姿。少年ジェットこそ誠の少年の姿である。いかなる困難、危険も越えて少年ジェットは今日も行く」と昭和の少年達に感動を与えた素晴らしいナレーションが入り「行こう!シェーン!」と少年ジェットはラビット号から愛犬シェーンにお声をかけるのでございます。しかし賢いはずの愛犬シェーンはご主人様を追い越していつも先頭を走ってしまうのでございました。提供はSBカレー。
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あまりしつけの良くない名犬シェーン
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格好いい北村少年
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「スーパージェッター」
作者 久松文雄先生
劇画 「少年サンデー」連載
放映 昭和40年1月7日〜昭和41年1月20日 TBS系

主人公は1、000年先の未来から来たというスーパージェッターと名乗る少年でございます。少年の職業は紀元3、000年のタイムパトロール・・?と言うよくわからないお仕事でございます。未来の悪者ジャガーを追跡中、20世紀に落下してしまいました。少年は何とかして未来に帰ろうとしたのですが時間航行機能が壊れてしまい帰れなくなってしまいました。少年の愛車は「流星号」。マッハ15のスピードで飛ぶことができます。また少年は現代人の5倍の力を持ち、知能は数倍すぐれております。「パラライザー」という防護服は、人を麻痺させたり、機械を狂わせたりすることができるそうでございます。ただし、簡単な機械しか狂わせることができないそうでございます。「のりたま」でおなじみの丸美屋の提供でございました。
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昭和40年には、「スーパージェッター」が
パッケージに登場
丸美屋のキャラクター商品の第1号となった
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ソノシートと呼ばれる薄いレコードの
裏ジャケットにも丸美屋の「のりたま」が・・・
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「ビッグX」
作者 手塚治虫先生
劇画 「少年ブック」連載
放映 昭和39年8月3日〜昭和40年9月27日 TBS系

主人公の少年の名は昭(アキラ)といいます。 アキラ少年の体は驚くことにモリモリと20倍に伸びるのでございます(伸びるという表現がいいですね)。そして20倍に伸びたアキラ少年がビッグXなのでございます。20倍に伸びたアキラ少年はジェット機や軍艦も手づかみします。そして鉄の体は弾丸をも跳ね返します。原作でアキラ少年は20倍に伸びるため注射をしておりました。しかし、薬の量を量り、自分の腕に注射を打ち、汗をかき苦しみながら20倍に伸びるアキラ少年の姿は教育上宜しくないとのことでテレビジョン放映時には光線を発する電磁気ペンダントに変わっておりました。提供はサンスターだったと思うのですが・・。
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カラー版ビックX
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伸びる前と伸びた後がご覧頂ける貴重な場面
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「鉄人28号」
作者 横山光輝先生
劇画 「少年」連載
放映 昭和34年 8月31日〜昭和35年4月29日 ラジオ版 ニッポン放送系
昭和35年 2月 1日〜昭和35年4月25日 TV特撮実写版 日本テレビ系
昭和38年10月20日〜昭和40年5月27日 TVアニメ版 フジテレビ系

3D版が復活上映されて人気が再来致しました。主人公の少年は金田正太郎といいます。第二次世界大戦の日本軍の秘密兵器として密かに製作されていた28番目のロボットが鉄人28号でございます。他のヒーローとの違いは心を持っていないとうことでございます。つまり、リモコンで操られる鉄人はリモコンを操作する人のなすがままなのでございます。アニメ版の主題歌にある「♪敵に渡すな、大事なリモコン・・」というくだりでもお分かり頂ける通り、リモコンが敵に渡ると鉄人はなんと地球を破壊し始めるのでございました。正太郎少年はよくこのリモコンを敵に渡してしまい、見ている全国の少年少女はいつもハラハラ・ドキドキとさせられるのでございました。しかし、正太郎少年をいつも暖かく見守っている警察の大塚署長に最後は助けられるのでございました。実写版の提供は日立製作所でございますが、アニメ版の提供はグリコでございます。主題歌の終わりに「♪グリコ、グリコ、グーリーコー!」と提供が入るところがいかにも昭和らしいと思います。
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とても強そうなアニメ版「鉄人28号」
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おそらく強い実写版「鉄人28号」
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「月光仮面」
作者 川内康範先生
劇画 「少年クラブ」連載
放映 昭和33年2月24日〜昭和34年7月5日 TBS系

あまりにも有名な特撮物でございまして、最高視聴率が67,8%という国民的ヒーローでございます。「月よりの使者・月光仮面」の主題歌もあまりにも有名でございます。「♪どーこの誰かは知らないけれど、誰もがみんな知っている!月光仮面のおじさんは正義の味方よ、良い人よ。はやての様に現れて、はやての様に去って行く、月光仮面は誰でしょう?月光仮面は誰でしょう?」。 答え 私立探偵の祝十郎氏でした。
番組は惜しまれながら終了するのでございますが、その経緯は月光仮面の真似をして2階から飛び降りて骨折をする子供達が多発したからだそうでございます。昭和を代表する凄い番組でございます。提供は武田薬品。
「海底人8823」
作者 黒沼健先生
劇画 「少年」連載
放映 昭和35年1月3日〜昭和35年6月28日 フジテレビ系

海底人8823は海底人ハヤブサと読みます。最初のシーンでは海底人なのに何故か湖から現れます。その昔、太平洋に高度な文明を築いていたエルデ大陸は、地球に大接近したツイフォン彗星のため海底に沈んでしまいます。生き残ったエルデ人たちは、海底に高度な科学文明を築きあげるのでございました。ハヤブサは湖で勇少年に助けられたお礼に「困った時はいつでもこれで私を呼びなさい」と言って3万サイクルの音を出す笛をプレゼントします。そしてハヤブサは勇少年に呼びだされます。勇少年が乗っていたオートバイが動かなくなったからです。心優しいハヤブサはセッセッとオートバイの修理に励みます。庶民的なヒーローの海底人8823でございました。提供不詳(どなたか教えてください)。
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ちょっとウェットスーツがダブついておりますがご愛嬌ということで
でも何回みてもオムツにみえてしまうパンツがなんとも・・・
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「宇宙エース」
作者 吉田竜夫先生
劇画 「少年ブック」連載
放映 昭和40年5月8日〜昭和41年4月28日 TBS系

昭和のヒーロー物には大変良い歌がたくさんございます。中でも宇宙エースの主題歌「星の炎に」は多くのファンを持つ名曲でございます。主人公は破滅したパールム星から脱出したパールム星人でございます。宇宙旅行の途中で仲間からはぐれ地球にやってきます。そして地球の為に戦って下さるのでございます。「♪真珠の瞳の少年が、正義のために戦うぞ・・」という歌手の通りエースは純真な瞳を持った昭和少年らしいヒーローでございます。人差し指から出す「シルバー・リング」という武器は敵をやっつけることもできますし、その上に載って空中を飛ぶことだってできるのでございます。提供不詳(どなたか教えてください)。
「宇宙少年・ソラン」
作者 福本和也先生
劇画 「少年マガジン」連載
放映 昭和40年5月4日〜昭和42年3月28日 TBS系

「チャッピー」という可愛い宇宙リスが印象的でございました。このリスの影響で女の子にも人気がございました。森永製菓の提供でございましたので森永製菓のキャラクターエンゼルにちなんで「エンゼル号」という乗り物に乗っておりました。ソランとはソラン星でサイボーグ化された少年「立花ソラン」のことでございます。ソランは地球にいる姉を探しに宇宙から戻ってきたでございました。最終回ではめでたく姉と会うことができるのでございます。ソランは人間の15倍のパワーで悪と闘うのでございます。提供は森永製菓。
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ソノシートと呼ばれる色付レコードのジャケットにはしっかりと森永の製品が
昭和の商魂を感じます
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「遊星少年パピィ」
作者 井上英沖先生
劇画 「少年」連載
放映 昭和40年6月3日〜昭和41年5月27日 フジテレビ系

地球より文明の進んだ星クリフトン星の少年パピィは宇宙の平和のために戦うのでございます。少年が変身する時、星型のペンダント「メタライザー」を両手で胸の前に持ち、「ピーッ、パピィー!」と叫びます。そうすると少年はパピィになるのでございます。パピィになると空を飛んだり、力が強くなったりするのでございます。でもパピィになるとそのペンダントは無くなっているのでございます。どこにいくのでしょうか・・?提供はグリコでございました。
「鉄腕アトム」
作者 手塚治虫先生
劇画 「少年」連載
放映 昭和34年3月7日〜昭和35年 5月28日 実写版 フジテレビ系
昭和38年1月1日〜昭和41年12月31日 アニメ版 フジテレビ系

日本を代表する巨匠。手塚治虫先生の代表作でございまして、日本初のTVアニメ作品としてもあまりに有名でございます。しかし、アニメ版に先立ちまして特撮実写版があったということはあまり知られておりません。主題歌も実写版は「♪ボークは無敵だ、鉄腕アートームー!」という歌詞でございます。アニメ版はご存知の「♪ラララ、空を越えてー」でございます。アニメ版は大変な人気となりまして米国でも「アストロボーイ」として放映されました。手塚先生はディズニーの影響を受けてアトムを完成されたと聞いたことがあります。そのアトムがディズニーの本国でございます米国に上陸するのでございます。凄いお話でございます。
アニメ化に伴い、原作では登場しておりません「ウランちゃん」が登場します。また、原作では弟である「コバルト」はお兄様として登場致します。提供は明治製菓でございます。
「8マン」
作者 平井和正先生 桑田次郎先生
劇画 「少年マガジン」連載
放映 昭和38年11月7日〜昭和39年12月24日 TBS系

嬉しいことにNTTのCMにて8マンの主題歌がSMAPメンバーにより唄われました。
「♪光るー海、光るー大空、光る大地!ゆこう無限の地平線!」というあの唄でございます。さて、主人公の8マンの正体はサイボーグ人間である東八郎でございます。警視庁捜査一課は7人の刑事で7つの班を作っていました。8マンは捜査一課一係の8人目の秘密の刑事なのでございます。そして普段は東探偵事務所の所長として活躍しておりました。この秘密を知るのは警視庁の田中捜査一課長だけなのでございます。提供は丸美屋。
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丹精な顔立ちの8マン
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「のりたま」のおまけとして封入されたエイトマン・シール
このキャンペーンは同業他社にも波及し、
シール・ブームが起きる
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「まぼろし探偵」
作者 桑田次郎先生
劇画 「少年画報」連載
放映 昭和34年2月16日〜昭和35年10月22日 ラジオ版 ラジオ東京系
放映 昭和34年4月 1日〜昭和35年 3月27日 特撮実写版 TBS系

主人公は日の丸新聞の少年記者、富士進。進の相手役「さくら」は、赤銅鈴之助の「さゆり」役でデビューした吉永小百合。進は怪事件が発生すると、赤い帽子に 黒マスク、そして黄色いマフラーなびかせて、まぼろし探偵に変身して大活躍するのでございます。原作で進はオートバイにのっているのでございますが、実写版では「まぼろし号」なる水陸両用車両で活躍するのでございました。進は親に心配をかけないように、その正体を隠し続ける心優しい少年でございます。少年画報では「まぼろし探偵仮装写真コンクール」などを企画して全国にたくさんのまぼろし探偵を誕生させたのでございます。提供は日本水産。
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ちょっと内股のまぼろし探偵
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吉永小百合氏。やっぱり可愛いですね
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「のらくろ」
作者 田川水泡先生
劇画 「少年倶楽部」連載
放映 昭和45年10月5日〜昭和46年3月29日 フジテレビ系
※劇画は「少年倶楽部」に昭和6年新年号から昭和16年10月号まで連載、
戦前のアニメ版もあるようだが不詳

誰もが知る日本劇画の元祖のような名作。のらくろの本名は「野良犬黒吉」。親のない孤独な野良犬でございます。あるとき猛犬連隊の募集をしていることを知り入隊します。二等兵から大尉まで出世するサクセスストーリーでもあります。TV版は元祖ドラえもんの声でおなじみの大山のぶ代氏がのらくろ役の声優でございます。ミコちゃんという可愛い看護婦の犬が印象的なのでございますが、これは昭和45年に放映されたTVアニメ版からの登場犬でございます。提供不詳(どなたか教えてください)。
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二等兵の頃の「のらくろ」。ここから出世が始まります
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「ナショナルキッド」
作者 貴瀬川実先生
劇画 「ぼくら」連載
放映 昭和35年8月4日〜昭和36年4月27日 日本教育テレビ系(現テレビ朝日)

アンドロメダからやってきた正義の宇宙人。そして日本初の空飛ぶヒーローでございます。名前の通りナショナルでお馴染み松下電器産業の提供でございます。当初は「スーパーキッド」となる予定であったそうでございます。しかし、松下電器より新製品でございますハイパー乾電池にちなんで「ハイパーキッド」にして欲しいとの要望などがございましたが最後はめでたく「ナショナルキッド」に落ち着いたのでございます。しかし、ナショナルの商魂はこれだけでは終わりませんでした。ナショナルキッドはエロルヤ光線銃を使用して悪を倒していくのでございますが、この光線銃はなんとナショナルの懐中電灯と同じ形をしていたのでございました。そして昭和の子供達は誕生日やクリスマスのプレゼントに、なんと懐中電灯をおねだりするのでした。
「七色仮面」
作者 川内康範先生
劇画 「ぼくら」連載
放映 昭和34年6月3日〜昭和35年6月30日 日本教育テレビ系(現テレビ朝日)

二丁拳銃を持ち、七つの顔を持つ探偵・蘭光太郎が主人公。蘭探偵は警察にも頼られる名探偵なのでございます。黄金に輝くマスクが特徴でございます。第五部から主人公役が千葉真一氏になり「新七色仮面」となるのでございます。提供はカヤバ食品。
「仮面の忍者・赤影」
作者 横山光輝先生
劇画 「少年サンデー」連載
放映 昭和42年4月5日〜昭和43年3月27日 関西テレビ系

飛騨の忍者の赤影、青影、白影が木下藤吉郎(後の豊臣秀吉)の命令で霞谷七人衆と戦うのでございます。赤影は文字通り赤い仮面と申しますかメガネをかけておりました。青影は子供の忍者でいつも「だいじょーぶ!」といっておりました。白影はおじさんの忍者でございまして、凧にいつも乗っておりました。決して乱れる事の無い赤影のヘアースタイルはなんとも格好の良いものでございました。提供不詳(どなたか教えてください)。
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決して髪が乱れない「赤影」
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おちゃめな「青影」
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ドジな「白影」
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「マグマ大使」
作者 手塚治虫先生
劇画 「少年画報」連載
放映 昭和41年7月4日〜昭和42年9月25日 フジテレビ系

地球の創造主アース博士によって造られたロケット人間マグマ大使と、地球侵略をたくらむ宇宙人ゴアとの戦いを描いた名作でございます。主人公は村上まもる少年。笛を「ピロリロリー」と3回吹くとマグマ大使が現れるのでございます。原作では怪獣は出てきませんが実写版では多くの怪獣が登場します。また、特撮とアニメが合体した画面も印象的でございます。提供はロッテ。そしてマグマ大使の子供の名はなんと「ガム」・・。ナショナルや森永も凄いけどロッテもさすがでございます。
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角があるけど正義の味方のマグマ大使
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笛を吹くフォーリーブスメンバー
江木俊夫少年
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「黄金バット」
作者 永松健夫先生
劇画 「少年画報」連載
放映 昭和42年4月1日〜昭和43年3月23日 日本テレビ系

紙芝居といえば「黄金バット」でございます。昭和5年から紙芝居に登場したそうでございます。物語は古代アトランティス大陸にある謎の遺跡を調査中のヤマトネ博士一行が王宮から棺を発見し一万年眠りについていた黄金バットを蘇らせるのでございます。ヤマトネ博士の息子タケルの友だちマリーちゃんは金のコウモリとお友達でございます。危機に陥るマリーちゃんが「コウモリさん、助けて・・」と呟くと黄金バットの使者、金のコウモリと共に正義の味方、自由の使者、黄金バットが「ハハハハハ・・・!」と高笑いをしながら現れるのでございます。提供不詳(どなたか教えてください)。
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マリーちゃんに呼ばれて登場する正義の味方黄金バット
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「遊星仮面」
作者 仁田信夫 楠高治先生
劇画 「少年ブック」連載
放映 昭和41年6月3日〜昭和42年2月21日 フジテレビ系

西暦2001年、地球の住人、ロケット操縦士ヨハンセンと地球の公転軌道上、太陽をはさんで反対側にある惑星ピネロン星の住人、マリアとの宇宙結婚第一号により生まれたピーターが遊星仮面の正体でございます。両国は仲が良かったのでございますが、戦争になってしまいます。遊星仮面は両国間の戦争防止に立ち上がるのでございます。「誰だ!」「人呼んで遊星仮面!」という始まりはあまりにも有名ですね。提供はグリコ。
昭和のヒーローを振り返って思う事・・。
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昭和にはまだまだ素晴らしいヒーローがたくさんおります。しかし、このくらいにしておきます。皆様にとってのヒーローはこの中に存在しておりましたでしょうか?
昭和のヒーローはけっこうぬけておりました。「おいおい、そこには敵がいるぞ、わかるだろ?」というような所に好んで足を踏み入れるのでございます。そして、想像通り大変な危機に陥るのでございます。その度に小さな小生はドキドキしておりました。しかし、小生はそんな少しズッコケている昭和のヒーロー達が大好きでございます。
真夏でも決して白いマフラーを外さない「少年ジェット」の忍耐力を思うと頭が下がります。20世紀に落っこちてしまったドジな「スーパージェッター」を他人とは思えません。ヒーローなのに飛べない「ビッグX」が好きでございます。鉄人28号の強さよりも、小学生の身分でピストルを持ち、オートバイや車を乗り回す・・。冷静に見ればかなりの不良少年なのに警察の大塚所長と大の仲良しである「金田正一郎少年」の処世術に感服します。少年ヒーロー達に混じってオヤジヒーローとして頑張っておられる「月光仮面」に哀愁と心意気を感じます。赤土に足を滑らせ転倒しているところを助けられた場面を持つ庶民的なヒーロー「海底人8823」に親近感を覚えます。ヒーローにしては珍しく、ずんぐりむっくりの憎めない正義の少年「宇宙エース」をいとおしく感じます。「♪胸に輝く、秘密のペンダント!」と主題歌で唄うのに胸にペンダントをつけていない「ソラン」の矛盾を微笑ましく思います。正義の味方、鉄人28号に酷似したロボットと戦っている正義の味方「パピー」はすごいと思います。全国の良い子の夢をぶち壊していることに気づかず、番組の最後にマスクと手袋を脱ぎ視聴者の前で素顔になって手を振ってご挨拶をする「鉄腕アトム」役の少年の礼儀正しさが今となっては偉いと感じます。丸美屋のキャラクターとなり日本中の子供達にご飯を食べさせた「8マン」を尊敬します。メガネに目を書いて人前に現れる「まぼろし探偵」の勇気をたたえたいと思います。立って走る「のらくろ」に拍手を贈ります。オープニングでさりげなくナショナルの看板の前を飛ぶ「ナショナルキッド」の忠誠心は大変勉強になります。パイナップルみたいな頭で頑張っている「七色仮面」にエールを贈ります。仮面を紐で止めている「仮面の忍者赤影」の仮面が外れて正体がばれなかったことに安堵します。正義の味方なのに鬼に見える「マグマ大使」が憎めません。いつも高笑いしていて、少女マリーちゃんの言うことしか聞かない「黄金バット」の身勝手さに憧れます。
2001年になっても現れなかった「遊星仮面」が心配でございます。
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忍耐強い少年ジェット
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礼儀正しい鉄腕アトム
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勇気あるまぼろし探偵
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「♪のらくろ!前向いて進め!」というブル連隊長のセリフが懐かしいですね
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それとなくナショナル看板の前を
通るキッド
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どこにいるのか遊星仮面
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小生はいまだに「もし、ヒーローがいたら・・?」などと妄想にふけるときがございます。今でも「もし、ドラえもんがいたら・・」と考えてしまうのでございます。子供が小さいころ「パパお誕生日のプレゼント何が欲しい?」と聞かれて「ドラえもんのポケット」と答えて子供を困らせ妻に叱られたことがございました。
ドラえもんは素晴らしい昭和のヒーローでございます。しかし、もっと昔の昭和30年代、40年代のヒーロー達も全国の少年少女に大きな大きな夢を、たくさんたくさん与えて下さいました。
弱い者を守る勇気。騙されても裏切られても敵が困ったら助ける姿。そして正義の大切さ。皆さんにも必ず小さい頃に憧れたヒーローがいるはずでございます。これから困ったときなど、そのヒーローの姿、行動、言葉など様々なシーンを思い起こしてみてはいかがでございましょうか。少年少女の時に感じたあの時の気持ちが蘇り、みなぎる勇気を与えて下さると思うのでございます。そうでございます。昭和のヒーロー達は大人になった少年少女の心の中でいつまでも輝き続けているのでございます。ありがとう昭和のヒーロー達!
さて、オヤジのヒーロー月光仮面より年をとってしまいました小生は一人寂しく、そしてオヤジらしく焼酎のお湯割を飲みながらセッセッとこの原稿を書いております。地球人の5倍の力を持つスーパージェッターは無事30世紀に帰れたのだろうか・・。などと余計な心配をしながら。